2017年01月30日
「どうしてエネルギーを使った施術方法があるのか?」
昨日は、整体におけるエネルギーとはどういったものなのかということについて話をしました。
今日は、もう少し踏み込んで、どうしてエネルギーを扱うような施術があるのかということを考えてみたいと思います。
実は、ぼくはもともとエネルギーで身体の状態を改善していくようなやり方は特別なものではないと思っています。
このテーマでブログを始めた最初の方で、あなたに整体のイメージについて考えてもらいましたよね。
そして、そのときにエネルギーを使った施術なんて一般的ではないから怪しいですよねと話をしたかと思います。
でも、もしかしたら昔はエネルギー施術の方が一般的だったんだろうなと思っています。
どうしてかというと、今ほど医術も発達していない時代ですから解剖学なども発達していないはずです。
ですから、人の身体がどのようになっているかなんてことは誰にもわからなかったはずなんです。
今でこそ、解剖学が発達してきて身体の仕組みについても明らかになってきています。
そのおかげで、ある程度理論的な整体も出来るようになってきました。
では、それ以前はどうだったんでしょうか?
整体としての認識があったのかどうかはわかりませんが、活法術に代表されるように身体を直すことを目的とした施術はいっぱいあります。
理論的ではないかもしれないけど、経験上わかっていることから組み立てて使っていたのかもしれませんね。
それよりももっと前はどうだったんでしょうか?
占いなどで政治を行っていた時代では、整体のようなものはなかったのでしょうか?
きっとあったんじゃないかなとぼくは思うんですよね。
そのときの整体は、今よりももっと本人の自己治癒力に任せた施術だったのではないかなと思います。
つまり、このくらいの時代から更にさかのぼると、そこにはエネルギーを扱った施術が主だったのではないかと思うんです。
そう考えると、今の整体に対するイメージと全く逆のイメージになることになりますね。
よく言われているのが、昔は今よりももっと神様などに代表されるような目に見えない存在との距離が近かったと言われています。
そうした中で占いなどの手法で政治が行われたりしているのであれば、何となく納得できますよね。
いま同じようなことをしたら大変なことになりそうですよね(笑)
だとしたら、面白いことに「エネルギーによる整体の方が、私たちが慣れ親しんでいる理論的な整体」よりも歴史が圧倒的に古いということになります。
そして、その歴史はいまでもどこかでつたえられているのかもしれませんね。
吉祥整体院
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