2016年12月01日
「我慢することでなくなる違和感・ひどくなる違和感」
おはようございます、吉祥です
さて、ここ3日間ほどお話が横道にそれましたが、ここからまた「意識」・「無意識」のお話です
ここまでに、お話してきた内容を簡単におさらいしていましょう。
まず、初めに疑問から始まりましたね。
どのような疑問化というと、「せっかくよくなったと思ったら身体はどうしてすぐに悪い状態に戻ってしまうのか?」という疑問でした。
そこで、今回のお話では、「意識」と「無意識」が関係していいますよというお話を1週間くらいかけてお話してきましたね。
それは、「無意識」が今の状態を正常だと認識することで起こる現象でしたね。
「無意識」は「意識」の数万倍もの強い力を持っているので、「しんどい」とか「痛い」というように意識しても我慢できるくらいのものであれば我慢するようになっています。
そして、「無意識」はその状態が正常だと認識しているのです。
これは、ある意味私たちが「無意識」のこのような力によって守られているのでしたね。
だって、そうしないと私たちはいつも身体がつらい状態とともにいなければなりません。
しかし、この状態が正常だと思うことが出来れば、つらくても我慢して普通の生活を送ることが出来ますよね。
つまり、このようにすることで、私たちの人生において安心と安全を実現させてくれているわけです。
簡単にお話すると、この1週間でお話した内容はこのようなものだったと思います
さて、今日からの内容ですが、またまた疑問から入ろうと思います
今回の疑問は、「無意識によってつらい状態でも正常だと認識できるようになったけど、そう思うことによってこのつらさは改善してるの?」という疑問です。
この疑問の意味は、もうお分かりだと思います(笑)
無意識の働きで、痛みやつらさによって身体に異常が出てもそれを正常だと認識することが出来るから人は我慢が出来るということでした。
では、我慢しているとその痛みやつらさは改善するのでしょうか?ということです。
いままで、あなたが生きてきた経験のなかで考えてみてくださいね。
どうでしょうか?
何か思い当たる節はありましたか?
きっと、ちょっとした違和感なら何事もなく改善して、快適に生活できるようになっていたのではないでしょうか。
でも、しつこい「痛み」や「つらさ」は我慢すればするほど、よりひどくなっていたのではないでしょうか?
あなたにもそんな経験があるかもしれませんね。
ここからは、たとえ話としてぼくのことを話したいと思います。
ぼくがまだ中学生の時のことです。
ぼくは、中学校の部活でバスケットボールをしていました。
その練習の時のことですが、ジャンプした時に体勢を崩してしまい、左手をついた状態で地面に落ちました。
ぼくの体重だけなら大丈夫だったのですが、もう一人チームメイトも上からかぶさるように落ちてきて、二人分の体重が左手一本にかかってしまいました。
案の定、何か鈍い音がして、みるみる腫れてきて、熱くなってきました。
その日は部活を途中で休んで、患部を氷で冷やしながら見学していました。
家に帰って、親に相談したら、「そんなの筋が伸びているだけだろうから、シップを張っていたらいいんじゃないか」と言われ、そのままにしていました。
翌朝、見てみると、ちょっと腫れが引いているように見えたので、そのまま学校に行き、部活にも出ました。
左手を使わなければいいやくらいに思っていたのでしょうね(笑)
でも、気を付けなければ使っちゃいますよね(笑)
ぼくって基本アホなので
ここからは、ご想像通りです。。。
左手を使ってしまって、とても我慢できるような痛みではなくて、とんでもない激痛で雄たけびあげちゃいましたよ(笑)
そして、さすがに我慢できなくなって整形外科に行ってみると、ものの見事に折れてました
うん、アホですね(笑)
ぼくの場合は、すごくよくわかる思い込みによって、身体の異常を正常だと認識した話ですが、場面こそ違えど似たようなことはあなたにも経験があるんじゃないかなと思います。
もし、そんな経験ないよという人がいると、もしかするとそれこそが「無意識」による巧妙な何かのトリックのような意識変化なのかもしれませんね。
では、どうしたらその状態から私たちは抜け出せるのでしょうか?
明日からは、そのお話をしていきたいと思います。
つづく
吉祥整体院
0743-20-0056
090-8756-0081(携帯)
吉祥整体院ホームページ
「色んなつながり②」
「色んなつながり」
「春眠暁を覚えず」
「言葉の受け取り方」
「せっかくよくなったと思ったら身体はどうしてすぐに悪い状態に戻ってしまうのか?」
「いつ気付くの?今でしょ」
「気付くためにはどうしたらいいのか?」
「無意識の意識化」
「せっかくよくなったと思ったら身体はどうしてすぐに悪い状態に戻ってしまうのか?」
「今のあなたを作り出しているモノ」
「色んなつながり」
「春眠暁を覚えず」
「言葉の受け取り方」
「せっかくよくなったと思ったら身体はどうしてすぐに悪い状態に戻ってしまうのか?」
「いつ気付くの?今でしょ」
「気付くためにはどうしたらいいのか?」
「無意識の意識化」
「せっかくよくなったと思ったら身体はどうしてすぐに悪い状態に戻ってしまうのか?」
「今のあなたを作り出しているモノ」
Posted by 吉祥(きちよし) at 11:11
│意識と無意識