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2017年03月16日

「誰よりも秀吉に使えた男 石田三成」

石田三成




さて、石田三成さんのことについて本当に簡単ですが、書いてきました。




ぼくは、実はそんなに言うほど三成さんが好きな武将ということではありません。




でも、この人の人生はずっと豊臣秀吉と共にあったんだなと感じます。




それは、ぼくにはわかりませんが、三成さんにとっては本当に幸せだったのではないかなと思うんです。




石田三成という人は、よく知られているようにとても石頭で融通が利かない人で、しかもおそらく癇癪持ちだったのではないかとも思います。




今で言うところの、ホットプレート型の人間ですね。




まったく関係ありませんが、以前何かの番組でガクトさんが言ってましたが、Xジャパンのヨシキさんがそのタイプらしいです(笑)




そんな人ですから、とても敵も多かったでしょうし、勘違いされて逆恨みされることも多かったでしょう。




でも、融通が利かない性格の人は、この人と思う人の為にはどんなことがあってもついていこうとします。




おそらく、三成さんも自分の性格のことは自分でわかっていたと思います。




そんな自分のことを信じてくれて、ここまで引き上げてくれた秀吉さんのことを父のように思い、敬愛することはとても自然なことだったのかもしれませんね。




もちろん、文官として並外れた技量と才能があったことは間違いありませんが、社会で生きていくのはそれだけでは難しいので、自分を守ってくれる存在が必要ですよね。




三成さんにとって、それが秀吉さんだったわけです。




だから、どれだけ周りから嫌われようと陰口をたたかれようと何をされても、秀吉さんから信頼されている限り我慢できたし、周りの声なんてどうでもよかったんだと思います。




そして、秀吉さんが三成さんを特に必要としていた大きな理由は三成さんの実直なまでの献身性ともう一つが大きな理由があると思います。




それは、先ほども言ったように三成さんが文官としてずば抜けて優秀だった点です。




秀吉さんには、加藤清正を代表に何人も勇猛果敢な武将もいたし、竹中半兵衛や黒田官兵衛のように戦略を考えて戦を勝たせてくれる軍師もいました。




でも、何が大変って、もちろん天下統一することも大変ですが、その後の処理が大変です。




法律は考えないといけないし、いままでバラバラだったものを統一することなんてとてもじゃないけどどのくらい大変なことなのかわかりませんICON62




そんなときに他の誰よりも頼りになったのが三成さんだったんだと思います。




しかも、どんなに人から非難されるようなことも、全部三成さんが代わりにしてくれるので、自分はずっといい人でいることが出来ます。




秀吉さんにとって、これほど信頼出来て、なんでも任せても安心できるような人がいるでしょうか(笑)




三成さんは、自分が先頭を切って走っていくのは向いていないかもしれませんが、二番手で内部を掌握する才能には長けていたんだと思います。




その場合、ナンバー1が被らない分の毒まで自分が飲まないといけないことになっても、三成さんは死ぬまでその毒を飲み続けたんだと思います。




ぼくから見ると、本当に心から秀吉さんを敬愛し、秀吉さんのために自分の人生をささげた人に思えます。




この人の人生そのものが、秀吉さんに対する自己犠牲の人生だったのではないでしょうか。。。




あなたは、三成さんのような人生は幸せだと思いますか?それとも不幸せだと思いますか?




少なくとも、この人の為なら自分の人生はどうなっても構わないと思えるような人と出会えて、その通りの人生を送れる人ってどのくらいいるんでしょうか。




そのような人生がはたして本当に幸せな人生かどうかはわかりませんが(笑)




吉祥整体院  

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Posted by 吉祥(きちよし) at 11:11 │歴史を考える