2017年03月17日
「歴史を学ぶということは」
歴史を学ぶということはどういうことなんだと思いますか?
ぼくは、人の生き方や時代の流れ方を学ぶことなんじゃないかなと思うんです。
人は一回しか人生がないことは当たり前ですよね。
でも、歴史を学ぶことで色んな人生や時代を生きることが出来るといったら大げさですが、知得型の体験をすることが出来ます。
決して、ぼくは受験勉強などのように暗記することだけが歴史の勉強だとは思いません。
そして、私たちはこの時代に生きていますが、この時代になるまでには多くの時間がかかっています。
その間には、数えきれないくらいの内戦があり、親・子供・友人など身近な人たちの間ですら殺し合いが繰り広げられてきたという事実があります。
あなたもテレビなどでシリアのことを見たりして心を痛めることはありませんか?
そして、どこか他人事のような気がして、現実的な感覚では見ていないと思いませんか?
戦争の規模や武器の進化など戦い方は変わっているかもしれませんが、内戦という大きなくくりの中ではまったく同じことがつい何百年としか経たない頃に日本では行われていました。
幕末なんて100年ちょっと昔なだけですよ。。。
今わかっていることが歴史のすべてではありません。
それは、ぼくたちが習っていたころの足利尊氏の肖像画が実は違って、いまは騎馬武者になっていることでもわかりますよね。
歴史は事実ですが、今の歴史が真実かどうかはわかりません。
歴史を見ても分かるように「事実=真実」とは限らないのです。
今でも、源義経や織田信長のように死んだ後の身体が見つかっていない人は伝説的な存在としてどこかで生きているというようなことがささやかれています。
義経なんかチンギス=ハンになって中国大陸を統一したなんていわれてますよね。
そんなはずないと思いながらもそうかもしれないと思わせることが出来るってすごいですよね(笑)
そして、そんな歴史に名前が残っている人というのは総じて普通の人生ではなく、壮絶な人生を送っている人が多いです。
そんな人生の中には学べることもたくさんあるのではないでしょうか?
それは、いいこともあれば悪いこともあるでしょう。
そんなときは、いいことだけ学ぶのではなく悪いことからも学んで反面教師にするということも出来ます。
一番いいことは、いいも悪いも関係なく学べると一番いいのかもしれませんが、そのことを考えすぎることもまた歴史からの学びを邪魔するかもしれませんが
長々と書きましたが、歴史は暗記するものではなく、生き方や時代を学べる一つのツールであり、年配の方との話題のツールであるということですかね。
ざっくりとし過ぎましたが(笑)
歴史を学ぶことに意味がないと考えている人もいるかと思いますが、その意味のない時間の繰り返しが今という時代を作り出しました。
そこには、「たられば」はありません。
そして、これからの時代も今という意味のない時間の繰り返しが作っていくんだと思ったら、興味はなくても何となく不思議な感覚にはなりませんか
ぼくが歴史好きだからかな~(笑)
吉祥整体院
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Posted by 吉祥(きちよし) at 11:11
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